会場試験ができないので今年だけ特別にオンライン試験にします!という資格・検定が実はけっこうある
コロナショックを受けて、従来型の会場試験形式で実施されている資格・検定試験の多くは中止・延期となっている状況です。
しかし中にはなんと、今年だけ特別にオンラインや郵送形式で自宅から受験できる形にします!という太っ腹な対応をとってくれている試験も少なからず存在します。
全国的に学校が休校している現状を受けてオンライン学習サービスを期間限定で無料公開する事業者も出てきていますが、それに近い感じで、STAYHOME中の学びコンテンツをさまざまな資格実施団体が広く開放してくれている感じですね。
通常の会場型試験では東京・大阪など限られた都市でしか実施されていない資格・検定も、地域を問わず全国から受験できるようになるわけで、コロナショックの今がむしろチャンスともいえる状況です。
「この資格受けたいけど、自分の県では試験やってないのかぁ…」と受験を保留にしていた方も、この機会にぜひ受験されてみてはいかがでしょうか。
具体的には下記のような資格・検定が今年限定で在宅受験可能となっています。
(当記事公開時点ですでに実施済/出願締切済のものも含めて紹介します)
自宅から受験できるオンライン試験として実施
ソイオイルマイスター検定 4月11日(土)試験
フードアナリスト検定 5月17日(日)試験
給与計算実務能力検定 5月31日(日)試験
観光特産士検定 6月14日(日)試験
アンティーク検定 7月5日(日)試験
コミュニケーション検定 7月5日(日)試験
ビジネスコンプライアンス検定 7月19日(日)試験
ネットマーケティング検定 7月19日(日)試験
一般会場試験に加えてオンラインでも受験可能に
幼児教育・保育英語検定 7月19日(日)試験
解答用紙を郵送する在宅試験として実施
ウイスキー検定 9月23日(水)~30(水)試験
私がざっと見つけたものだけでもこれだけありますので、今後もっとさらにいろいろと出てくる可能性は高そうです。
なかでも特徴的なのが全日本情報学習振興協会主催の各種試験(情報セキュリティ管理士、個人情報保護士など)で、オンライン・ライブ検定という独自のシステムを利用した試験となります。
このシステムでは受験者のパソコン端末に付設したWebカメラを通して不正行為を監視することができる試験監督システムが導入されているそうで、不正チェックが甘くなりがちな自宅受験型試験の厳格性をある程度担保する手段となりそうです。
このようなシステムがもっと一般化していけば、「自宅受験型」形式での実施が今後さらにさまざまな試験で導入されていくかもしれませんね。