2019.07.09

食の健康関連の資格

ビジネスパーソンとしていつも元気で働き続けるためには、体調管理や健康に気を遣うことも重要です。季節の変わり目や風邪の流行期などに体調を崩して仕事に悪影響を出してしまう人も少なくないなか、「健康力」というのも立派なビジネススキルのひとつといえるのではないでしょうか。
ということで今回は、「食」を通じて健康知識を学ぶことができる資格・検定をご紹介します。

食生活アドバイザー検定
食生活を総合的に見直す幅広い見識をもち、的確な指導やアドバイスを行うことができるスペシャリスト資格。「ユーキャン」の人気資格でもあるため、ご存知の方も多いかもしれません。試験内容は栄養・健康に関する事項をはじめとして、食文化・食品学・衛生管理などについても。食や健康に関する総合的な知識をあらためて勉強してみるためのきっかけとして有用な検定です。

食の薬学検定
薬学の知識レベルを問う検定「薬学検定」から派生して、2018年に新しく誕生した検定。「薬学」とついているだけあって、食や栄養をテーマとしたさまざまな検定の中でも、食材ごとの栄養素や機能性成分の名称が数多く出てくるのが特徴です。「この食材にはこんな栄養成分があるのかぁ、もっと積極的に食べるようにしてみようかな」といった、日々の食生活を見直すための新しい発見がいろいろと得られる検定です。

栄養検定
ヒトの消化・吸収・代謝のしくみを理解しながら、バランスの良い食事の考え方や栄養素の知識を学ぶことができる検定。単に「この食材や成分は健康に良い」というアバウトな知識ではなく、生理学・生化学的な観点から、知っているようで知らない「栄養と人体の関係」について科学的な知識を身につけることができます。試験はCBT形式(コンピュータ試験)で実施されるので、全国のテストセンターで自由に日時・会場を選択して受験することができます。

スパイス&ハーブ検定
カレーや香辛料で有名なエスビー食品(S&B)の関連団体である山崎香辛料振興財団の主催による検定です(エスビー食品も協力団体として参画)。スパイス・ハーブは漢方とも共通する要素があり、使い方を工夫することで毎日の食事にちょっとしたアクセントを加えたり、健康状態の改善に適したレシピを考えたりすることが可能です。体調を崩しがちな季節の変わり目に取り入れたいスパイスやハーブの知識・ノウハウも学ぶことができますよ。

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