2021.02.02

在宅ワークに役立つ資格

コロナ禍によって在宅ワーク(テレワーク・リモートワークとも)が急速に広まってきています。これまでのオフィス勤務から在宅ワークへの移行を実際に経験されたビジネスパーソンも多数いらっしゃるのでは。
そこで今回は、効果的・効率的な在宅ワーク実践のために役立ちそうな注目の資格・検定をご紹介します。

テレワーク検定
コロナ禍を反映して生まれた新資格かと思いきや、実は2016年から、テレワークという新しい働き方の推進のために実施されている検定です。試験内容としては、テレワーク実践に際しての心構えや準備すべきこと、セキュリティ対策など、基本的ですがぜひ意識しておきたい内容が中心となっています。
資格取得のフローは「専用のeラーニングサイトで勉強し、最後の検定テストに合格すれば修了」という、ちょっと珍しい形式。インターネットにつながるパソコンさえあれば自分のペースでいつでもどこでも取り組めるという点も、いかにもテレワーク的で良い感じです。

リモート実務検定
こちらはリモートワークに必要な知識やノウハウを身につけることができる検定で、2020年に誕生した新しい検定です。試験形式はテストセンター型のCBT試験で、こちらも基本的に随時受験が可能です。
リモートワークのツールやセキュリティ対策、リモートワークに関する労務管理やメンタルヘルス対策などが試験内容となっています。試験級は3級・2級が設定されていますが、当記事執筆時点では3級のみ実施されており、2級は準備中とのことです。

Webライティング能力検定
在宅ワークでは、仕事仲間やお客様とのやりとりも会話ではなくメールやSNS等の「文字でのやりとり」が中心になっているという人も多いのでは。オンラインでは、話し言葉や紙の文書とはまた違うコミュニケーションノウハウが必要とされるので、この機会にWebライティングのスキルを高めてみるのもよいのでは。
「売れるキャッチコピーをつくる」「炎上・トラブルを回避して信頼感を高める」ためのライティング技術を磨くことで、企業の広報やSNSマーケティングの担当者にも大いに役立つスキルだといえるでしょう。

ネットショップ検定
コロナ禍を機に、商品やサービスのインターネット販売に力を入れ始めた企業や、ネットでモノを売る副業ビジネスを始めたという個人のかたも増えてきているのでは。ネットショップ運営のための実務能力を高めることができるのが、このネットショップ検定です。
たとえば「バナー画像の訴求力を高めるためには、どう作ってどう設置するのがよいか?」「売れる商品説明文の書き方・商品画像の作り方」といったノウハウや、物流・在庫管理・クレーム対応などショップ運営全般にかかわる知識についても学ぶことができます。

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