2022.10.11

ちょっとニッチな外国語検定・その2

過去記事「ちょっとニッチな外国語検定」では、日本ではまだあまり学習者や話者が多くはないかもしれない外国語の検定をご紹介しましたが、実はまだまだいろんな外国語の検定があります。ということで今回は「ちょっとニッチな外国語検定・その2」をお送りします。

華語文能力測験 TOCFL
中国語の検定は数多くありますが、台湾の中国語(華語)の習熟度をはかる試験もあります。大陸の中国語(普通語)との大きな違いは「台湾華語は繁体字で、普通語は簡体字」ということですが、文法などのベースはほぼ同様なので、中国語を勉強したことがある人であれば台湾華語も比較的スムーズに理解できるでしょう。例えるならイギリス英語とアメリカ英語の関係に近いので、台湾華語話者と普通語話者が会話してもほぼ普通に成立するのですが、単語や発音(声調)などに微妙に違いがある場合もあります。

モンゴル語検定
東京・神保町にあるモンゴル語教室「ノタック」がモンゴル語検定を実施しています。モンゴル語はキリル文字やモンゴル文字を使うので、文字に慣れるのに最初は少し時間がかかるかもしれませんが、文法というか語順(文の中での単語の並び方や、助詞の付き方の法則)はなぜか驚くほど日本語と似ているという珍しい言語で、勉強していると不思議な親近感もわいてきます。相撲好きな方はぜひ学んでみては!?

聖書検定ヘブライ語
聖書検定ギリシア語
聖書の内容を知識ゼロからでもやさしく理解できる「聖書検定」からスピンオフ的に誕生した検定。なぜこの2言語かというと、聖書はもともとヘブライ語やギリシア語で書かれていたからで、「聖書を原語で読んでみたい!」という人や、言語学好きの方、宗教文化に関心のある方にとっては非常に興味深い内容だといえるでしょう。まずはヘブライ語・ギリシア語の文字から覚えることになるのでなかなか大変ですが、試験自体は郵送形式で受験できるのでお手軽。初級クラスは初学者でも気軽に挑戦できるレベル感です。

ポルトガル語検定
京都外国語大学 ブラジルポルトガル語学科が事務局として実施している、ポルトガル語の検定。ポルトガル大使館との連携で実施される「外国語としてのポルトガル語検定試験(CAPLE)」と、ブラジル大使館との連携で実施される「外国人のためのポルトガル語検定試験(Celpe-Bras)」の2つがあり、毎年京都で試験が行われています。ポルトガル語はスペイン語とかなり似ており、ヨーロッパ系言語を勉強したことがあれば意外と学習しやすい言語です。

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