2019.09.03

勉強では「わからないところで必要以上に止まらない」ことが重要

Facebook社の壁に貼られた紙に書かれている言葉に、
「Done is better than perfect」
というものがあります。
「完璧を目指すよりまず終わらせる」という意味ですが、これは仕事だけではなく、勉強にも大いに通じるところがあります。

勉強していてよくわからない箇所があるとき、そこで考え込んでしまい、手が止まってしまうことはありませんか?
本の内容を自分の中で完璧に納得(消化)できるまで考え続けることはやめて、いったん飛ばしてしまい、まずはとにかく最後まで読み切りましょう。

勉強では「スピード」は絶対に意識すべきことです。そして、勉強のスピードが早い人と遅い人の差は、「わからないところで必要以上に止まってしまう」回数が多いか少ないかの違いです。例えると、車での移動で目的地まで早く到着するためには、車体の性能よりも「いかに信号や渋滞で止まらないルートを選ぶか」のほうが重要なのと同じです。
また、「わからないところでしょっちゅう止まってしまう」ことは、勉強が嫌いになってしまう大きな原因です。それで勉強が嫌になってしまうくらいなら、完璧に理解できていないところが多少あったとしても、一通り読み切ったという達成感をひとつでも多く積み重ねていくほうがよいです。そうすることで、勉強に対してポジティブな気持ちを長く保つことができます。

そもそも、「よくわからないところで止まってしまう」のは、率直に言ってしまうと実に無意味なことです。その理由は大きくふたつあります。
まずひとつは、「よくわからないところ」=「最終的に必ずクリアにしなければいけないところ」というわけでは必ずしもないからです。
もし「じっくり考えたらなんとか理解できた」としても、「試験で合格点をとるにあたってそこまで重要(必須)といえるポイントでもなかった」「後から考えてみると、踏み込んで取り組む必要性があるような内容でもなかった」ということは意外とよくあるものです。

ふたつめの理由は、初読ではよくわからなくても、本の全体をざっくり勉強してからあらためて読み返してみると、すんなり理解できることがしばしばあるからです。
なぜそれで理解できるのかというと、
・ひっかかった箇所より後に出てくる内容をふまえてもう一度読むと理解できる
・全体的な視点をふまえて考えてみると理解できる
・いったん距離を置いて頭をクリアにしてから読み返すと、意外と簡単に理解できる
ということがあるためです。
いずれにしても、一回読んだだけで内容を全部完璧に理解できるとは考えてはいけません。そのつもりでやろうとするから勉強に挫折してしまう人がいるのです。
「完璧を目指さない」ことは勉強において意外と重要なポイントです。

今回の記事は、鈴木所長の新刊『東大→東大大学院→600個超保有の資格王が教える 点数稼ぎの勉強法』(ダイヤモンド社)の一部内容をアレンジしてお送りしました。
ぜひ本書もあわせて読んでみてくださいね!

関連記事