2020.07.07

注目のCBT資格(テストセンター型)・その3

受験する日時・会場を自由に選んで受験できるCBT(Computer Based Testing)形式の注目資格について定期的にご紹介しています。
今回は、全国各地のテスト事業者の施設やパソコンスクールなどで受験できる「テストセンター型」のCBT資格・その3です。

日経TEST
日本経済新聞社の主催による試験で、ペーパー試験として実施される「全国一斉試験」と、全国約150箇所のテストセンターにてCBT受験できる「テストセンター試験」の2つの受験方法があります。(個人受験の場合)
最新の時事・ニュースや経済について勉強できる内容となっており、単なる知識だけでなくビジネスに役立つ新しい知見や業界動向について知るきっかけにもなる点が特徴。
コロナショックによって、数ヶ月後の経済や暮らしの状況も予測しがたくなってきている昨今、時事の情報を日々アップデートして未来を先読みするスキルの重要性が非常に高まってきています。今こそ日経TESTで「経済知力」を養っておきたいものです。

財務報告実務検定
テストセンター型その2の記事でご紹介した「IPO実務検定」の姉妹資格的な位置付けの検定で、同検定と同じく日本IPO実務検定協会が主催しています。
IPO実務検定が「株式新規公開のノウハウ」にまつわる資格なら、財務報告実務検定は「株式公開後の毎年の財務報告」に関する知識・実務能力を問う内容となっています。
経理・財務部門のビジネスパーソンのアドバンススキルとして、簿記検定やビジネス会計検定の次のステップで狙うべき資格としてぜひチャレンジされてみてはいかがでしょうか。

日商ビジネス英語検定
日本商工会議所が実施している、ビジネス英語をテーマとした検定。1級はペーパー試験として実施されていますが、2級・3級はCBT試験として行われており、全国のテストセンターにて随時受験が可能です。
ただ単に英語・英会話ができるというだけでは解けないような、ビジネス文書や貿易、電子メールなどに関する実務的な英語力が問われる内容となっています。他の英語系検定とは一味違った独特なビジネス領域の英語力を高めることができます。

データ分析実務スキル検定
デジタル時代に求められるデータの分析・活用スキルをはかる検定で、2020年2月に誕生したばかりの新しい資格です。
統計学やプログラミングの知識に加えて、データ分析の準備・前処理や施策評価など、データ分析プロジェクト全体のマネジメントスキルが問われる試験内容となっています。
試験実施団体は「Microsoft Office Specialist(MOS)」の主催団体としても知られる(株)オデッセイ コミュニケーションズで、同社提携の全国のテストセンターにて随時受験が可能です。

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