2021.06.08

勉強に飽きたら「他の試験や科目の勉強をする」ことを習慣化できれば大きな武器に

私は年間約80件のペースで常に何かしらの資格・検定試験を受け続けていますが、こんなペースで試験を受けていると、周りの人からは「よくそんなに勉強へのモチベーションが続くね」「よくそんなに飽きないで勉強できるね」と言われます。
実際のところは私もそこまで超人的な力を持っているわけではないので、当然ながら飽きるときは飽きますし、集中力にも限界があります。
たとえ自分の好きな分野の勉強だとしても「飽きるときは飽きる」というのはしょうがないことですし、あまり興味がもてない分野の勉強ではなおさらです。

では、長時間勉強を続けるためにどんな工夫をしているのか。
私の場合、常に5~6件の資格・検定試験の勉強を並行して行っているので、「ある試験の勉強に飽きたら他の試験の勉強をする」ということをやっています。
たとえば、「簿記検定の勉強に飽きたら漢字検定の勉強をする」「気象予報士の勉強に飽きたら世界遺産検定の勉強に切り替える」……といったぐあいです。

勉強に飽きたときの気分転換や息抜きというと、テレビを見たり、ゲームをしたり、体を動かしたりといったことがありますが、そうではなくて、気分転換の矛先自体をもまた何か他の勉強対象としてしまうということです。

「簿記の勉強も漢字の勉強も、どちらも『勉強』なので、そんなの息抜きにならないのでは?」と思われるかもしれませんが、同じ勉強でもその対象が変わっただけで、かなり気分転換や息抜きになるものです。

複数の試験の勉強を並行して進めるというのは普通はあまりないことかもしれませんが、ひとつの試験の中にもいくつかの科目や分野があります。
「ある科目の勉強に飽きたら別の科目の勉強をする」とか、「勉強の合間にその試験内容に関連する小説・マンガ・雑学本を読む」といったやり方も考えられます。

息抜きの時間には一切勉強から離れないといけないなんて決まりはありませんから、仕事や勉強の息抜き時間を勉強に関する何かに使う、ということが習慣化できれば、これは大きな武器になります。

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