2019.07.02

時事力が高まる資格

時代の変化が激しい昨今、世の中の動きを素早くつかみ、日々のニュースや時事を読み解いてビジネスに活かす力が重要になってきています。
日々新聞やニュースをチェックするという習慣ももちろん重要ですが、時事にまつわる各種の資格・検定も、情報収集力や、時流を読み解き考える力を高めるのに有用です。
今回はそんな「時事力」を磨ける資格・検定についてご紹介します。

ニュース時事能力検定
毎日新聞社・朝日新聞社ほかが主催する検定で、全国の地方新聞社や放送局がアライアンスメンバーとして参画しています。各回、試験日の約1ヶ月前までのニュースが「政治/経済/暮らし/社会・環境/国際」の5分野について出題される試験ということで、まさに総合的な「時事力」を測る試験だといえます。
毎年公式テキスト・問題集が発刊されていますので、最新の時事キーワードを整理する教科書として活用できます。

日経TEST
日本経済新聞社の主催で「経済知力(ビジネス知力)」を測る試験として実施されています。単なる教科書的な知識だけを問うのではなく、ビジネスに必要な知識と、知識を知恵にする力、そして知識を活用する力を測る内容となっています。結果は合否ではなくTOEICのようにスコアで出ます。
ニュースを読み解く力や思考力が鍛えられますし、試験問題自体がさまざまな業界の最新動向を得られる内容となっています。「この業界では今こんな動きがあるのか」という知見から、新たなビジネスアイデアも生まれることでしょう。

現代用語能力検定
現代用語検定協会が主催しており、時事用語集『現代用語の基礎知識』を刊行する自由国民社が後援しています。直近1年程度の重大ニュースから出題されます。他試験と比べて特徴的なのは、選択式問題に加えて記述問題や論述問題も出題される点と、受験者全員に検定対策教材(直近のニュースをまとめたもの)が無料で送付されるという点。もちろん『現代用語の基礎知識』も対策テキストとして設定されています。試験のスコアによって、現代力博士号、1級~5級、チャレンジ級のいずれかのランクに認定されます。

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