2019.10.29

資格はできるだけ「早いうちにとる」べき4つの理由

今回は、結論からいうとタイトルのとおり「資格はできるだけ早いうちにとったほうがいい」というお話です。何か少しでも「とってみようかな?」と思える資格・検定があるのであれば、ぜひすぐにでも取得に向けた具体的な行動に着手することをおすすめします。その理由について以下にご紹介します。

【1】早いほうが希少価値がある
これは特に「最近できたばかりの新しい資格」についていえることですが、創設されたばかりで取得者数が少ない資格であればあるほど、希少価値が生まれます。
たとえその資格がそこまで取得が難しいものだというわけではなくても、他の人に先駆けていち早く取得しているということだけで価値が生まれ、その肩書きをもつ専門家として、セミナー開催や新しいビジネスの立ち上げなどに活かすことができる可能性が高まります。

【2】できてすぐの時期は合格基準が甘め
資格試験は一般的に、創設されてから歴史が浅い段階であればあるほど合格しやすいです。というのも、創設直後しばらくは試験の運営側も出題内容や難易度の調整を探り探り行っている状態なので、評価が甘くなりやすい傾向があるからです。
また、創設直後の段階ではどんどん合格者を増やして、その人たちに広告塔のような存在になってもらうことで、資格の認知度を高めようとする施策がとられがちです。実際に国家試験などでも、第1回の試験だけ合格率がやたら高い数値になっているというケースがしばしば見られます。

【3】だんだん合格者数が絞られる
【2】を逆に考えると、創設からある程度時間が経った資格は、どこかの段階で合格者数を絞る動きに入る可能性が高いといえます。合格者数を増やしすぎると【1】の希少性がなくなってきますし、合格者の質の低下が懸念されることもありますので、希少性や質の確保のために、ある段階で合格者数が絞られることがあるわけです。
場合によっては、ある年の試験から突然出題傾向が変えられたり、合格基準点や合格率が調整されたりすることによって、合格者数が大きく減少することもあります。

【4】歳をとればとるほど勉強がきつくなる
「30代や40代ともなると記憶力や集中力が落ちてきて勉強がしんどい」という人がいます。確かに、若い頃と比べると勉強には不利な面がいくつもあるかもしれませんが、もしそうだとしたらこれから先、歳をとればとるほどさらにきつくなっていくはず。5年後・10年後に同じことを勉強するとしたらもっと苦労することになるでしょう。であればやはり「早いうちにチャレンジ」しておくのがよいといえそうですね。

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