2021.07.13

郵送形式で受験・受講できる資格・その4

解答用紙を郵送する形で受験したり、通信講座を受講することで取得するタイプの「郵送形式」の資格が、CBT形式とあわせて最近脚光を浴びています。
そんな郵送形式の注目資格について定期的にご紹介しています。

ドローン操縦士検定
ドローンに関する資格・検定はいくつかありますが、この検定は通信コースで受講・受験をすべて完結できる手軽なパッケージとして実施(開講)されています。
3級・2級・1級があり、3級から順に上位級に進んでいく流れになります。申し込むとそれぞれの級に対応したオンライン授業動画(受講期間中、見放題)と専用テキストが提供されるので、それらの教材で学習し、試験問題(記述式)に解答して答案を郵送するという形で受験します。
受験料は3級が4,290円で2級が6,490円ですが、充実した教材込でこの価格ならかなりのお手頃価格といえるでしょう。

健康検定
食生活や運動など、身近な健康の知識や疑問について幅広く学べる検定。
試験級は誰でも受験できる4級・3級・2級と、栄養学の既修者や資格所有者が受験可能な準1級・1級の全5区分が設定されており、いずれの級も郵送形式で受験可能です。
公式テキスト『健康管理する人が必ず知っておきたい栄養学の○と×(誠文堂新光社)』から出題されます。

聖書検定ギリシア語
従来から郵送形式で実施されていた聖書検定に、なんと「ギリシア語」の試験区分が新設されました。聖書を原語で読んでみたいという人や、聖書の句をギリシア語で覚えたいという人向けにつくられたものですが、もちろんただ語学としてギリシア語を学びたいという人にとっても有用な検定です。
公式テキストの第18課までを扱う初級と、第40課までを扱う上級の2つの級が設定されています。
また、2022年には「ヘブライ語」の試験も新設される予定だそうです。

薬学検定・美容薬学検定・食の薬学検定
従来、会場型ペーパー試験形式で実施されていた検定ですが、2020年よりコロナ禍に対応して郵送形式(在宅受験型)でも受験できるようになりました。従来の会場型試験も継続して実施されているため、いずれか好きなほうを選択して受験できるようになっています。
ただ、会場型試験はマークシート形式(択一式)で出題されるのに対し、在宅型試験では記述式問題(論述式)が出題されます。テキスト等を参照しながらの解答も可となっているとはいえ、難易度はマークシート形式よりもやや高めに設定されています。

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