農業簿記検定

農業簿記検定

近時の農業経営をとりまく環境においては、集落営農の法人化、個人事業としての農業から法人経営への転換、また、異業種企業からの農業参入等の事象が活発に生じており、農業に従事している者はもとより、その関係者にあっては、農業簿記による計数管理を通して、現代的な農業経営を確立する必要が高まっています。
この農業簿記検定は、学習簿記の範囲にその出題の範囲を留めることなく、それぞれの時代において抱える課題をも含めた農業の実体・実状等を反映するものとして出題内容を精選することにより、まさに、この検定受験のために「学習した知識が」→「実際に役立つ」という関係を実現していきたいと考えています。

基本情報

級・試験区分

3級
2級
1級

受験資格

特に制限なし

試験日程

7月・11月

申込期間

試験日の3ヶ月~1ヶ月前頃

会場

全国

試験内容

3級
農業簿記の概要、簿記一巡の手続き、勘定科目、収益・費用の貴重方法、流動資産及び流動負債など、固定資産、決算書の作成
2級
【原価計算】
農業簿記の基礎、農業簿記の記帳体系、材料費会計、労務費会計、会費会計、部門別計算、製品別計算、農企業の財務諸表、標準原価計算、原価・生産規模・利益関係の分析、直接原価計算
【財務会計編】
簿記一巡の手続き、伝票会計、固定資産・繰延資産、引当金・準備金、株式会社、農事組合法人、その他取引、決算
1級
【財務会計編】
総論(会計学の基礎)、財務諸表、損益計算諭、資産会計諭、諸取引の処理、税効果会計、本支店会計、連結合計、企業結合会計、キャッシュ・フロー会計、集落営農組織等の任意組合の会計
【原価計算編】
農業原価計算総論、費目別計算、部門別計算、個別原価計算、総合原価計算
【管理会計編】
短期利益計画のための管理会計、直接原価計算、意思決定会計、標準原価計算、活動基準原価計算

主催団体

一般財団法人 日本ビジネス技能検定協会

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