2020.11.17

注目のCBT資格(テストセンター型)・その7

受験する日時・会場を自由に選んで受験できるCBT(Computer Based Testing)形式の注目資格について定期的にご紹介しています。
今回は、全国各地のテスト事業者の施設やパソコンスクールなどで受験できる「テストセンター型」のCBT資格・その7です。

DTP検定
DTP(DeskTop Publishing)とは、コンピュータを用いて印刷物をデザインしデータ制作すること。基本的にはデザイナーなどクリエイティブ職向けの資格だと思われがちですが、DTPのノウハウを身につけておくと、見せるビジネスドキュメント(営業資料や企画書、報告書ほか)の作成など、さまざまな職種で活かせる有益なスキルになります。
試験区分は、印刷物制作を管理・監督するディレクター向けの「DTP検定ディレクション」と、ワープロソフトを活用したビジネス文書作成スキルを問う「DTP検定ビジネス」の2つが設けられています。

IC3
日本ではなぜかまだあまり認知されていない感がありますが、コンピュータやインターネットに関する基礎知識、スキル、モラルを問う「国際資格」です。試験は「コンピューティング ファンダメンタルズ」「キー アプリケーションズ」「リビング オンライン」の3科目で構成されています。
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)試験を実施するオデッセイ コミュニケーションズのテストセンター(全国)で受験することができ、MOSとあわせて取得することで、ITの知識と実践スキルを総合的に高めることができます。

ケアストレスカウンセラー認定試験
近年、メンタル疾患にかかる人が増加の一途を辿る中、メンタル疾患の理解を深める目的で一般財団法人職業技能振興会により実施されている試験。心理学や精神医学、メンタル疾患の基本的な知識を学ぶことができます。
関連資格として「青少年ケアストレスカウンセラー」「高齢者ケアストレスカウンセラー」「企業中間管理職ケアストレスカウンセラー」といった、ケア対象ごとの専門性をより高めた内容の試験も実施されています(ケアストレスカウンセラー資格保有者が受験可能)。

リモート実務検定
コロナ禍のこのご時世、やはりというべきか、リモートワークの実務スキルを高めるための検定が出てきましたね。試験内容としては、リモートワークを効率化する各種ツールやセキュリティ対策に関する知識はもちろんのこと、企業へのリモートワーク導入にあたって必要な要素や労務管理などの運用面のノウハウについても問われます。リモートワークの効果的な実践法ノウハウが幅広く身に付くたいへん興味深い検定です。

関連する資格・検定

関連記事