2018.12.05

英語プラスアルファを学べる資格

英語の資格といえば「TOEIC」や「英検」がメジャーどころですが、どうせ勉強するならただ英語だけを勉強するのではなく、「英語で会計を勉強する」など、英語で何か特定の専門分野について勉強してみると、英語プラスアルファの知識やスキルも身について一石二鳥ですよね。そんな資格・検定が実はいろいろあるのです。
そんな「【英語】+【○○】」が学べる資格・検定をご紹介していきます。

【英語】+【会計】
BATIC(国際会計検定)
簿記検定などを実施する東京商工会議所の主催による検定試験。かなりざっくり言ってしまうと「簿記検定の英語バージョン」という感じです。問題文や選択肢がすべて英語で出題され、試験結果は単純な合格・不合格ではなくTOEICのようなスコアで出されます(1000点満点)。
英語と会計が同時に勉強できるのはもちろんですが、国際会計基準は昨今ビジネスにおいても注目されているテーマのひとつなので、勉強しておいて損はないでしょう。

【英語】+【科学】
工業英検
こちらは言うなれば「英検の理系バージョン」という感じ。語学系の検定でよくある文法・語彙・読解などの問題が、すべて物理・化学・生物などの理系的なテーマで構成されています。たとえば和文英訳の問題が、いかにも理系の専門書に出てきそうな技術用語の説明文を訳させる内容だったりします。
かなり専門的な語彙や言い回しが数多く出てくるので、普通の英語の勉強では物足りないという方はぜひチャレンジしてみては。もちろん理系の学生さんや専門職の方にもオススメです。

【英語】+【観光】
観光英語検定
観光や旅行という分野にフォーカスした内容の実務英語知識が問われる試験で、ホテルのフロントや空港など、旅行に関するさまざまな場面をテーマとしたリスニング問題や、海外ツアーのパンフレットを題材にした読解問題などが出題されます。
へぇそんな検定もあるんだなという印象を受けますが、観光業界は他業界と比べても英語ができる人材のニーズが特に高そうな業界なので、このような検定があるのもうなずけます。
1級試験では世界の国々の文化や習慣についての知識も必要に。基本的には旅行業界関係者を対象とした検定ですが、業界外の人にとっても、勉強しておくとプライベートでの海外旅行の際などにも役立ちそうですね。

【英語】+【保育】
保育英語検定
グローバル化に対応できる幼稚園教諭や保育士の養成を目指して実施されている、保育分野に特化した英語の検定です。
幼児教育や英語ネイティブ児童への対応といった観点から内容が組み立てられており、ビジネス英語などとはまた違った新鮮な視点で英語を学ぶことができます。自分の子どもに英語力を身につけさせたいという人にも、子育てのヒントになることが見つかるかもしれませんね。

英語の勉強というだけでも大変なのに、英語で専門知識を学ぶというのはさすがにちょっと敷居が高い…と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、その分、より勉強のやりがいを感じることもできるはずです。
「TOEICの勉強にもちょっと飽きてきたなぁ」という方も、ぜひ気分転換にこんな検定も勉強してみてはいかがでしょうか。

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