2020年誕生の注目資格・その1

毎年さまざまな新しい資格・検定が誕生しますが、注目の新資格について定期的にご紹介していきます。今回は、2020年誕生の注目資格・その1です。

データ分析実務スキル検定
第1回試験日：2020年2月試験開始
最近注目されているデータサイエンス分野の新検定が登場。統計学や機械学習の知識だけでなく、データ分析の準備・前処理や施策評価など、データ分析プロジェクト全体のマネジメントができるスキルが問われる試験内容となっています。
試験はCBT形式（コンピュータ試験）で行われ、2020年2月以降随時受験可能となる予定です。MOS試験などを実施するオデッセイ コミュニケーションズと提携する全国のテストセンターにて受験できます。

EPAビジネス実務検定
第1回試験日：2020年2月2日(日)
貿易実務検定を主催する日本貿易実務検定協会により新設される検定です。EPAとは、国と国との間で締結されるEconomic Partnership Agreement（経済連携協定）のこと。ときどきニュースでも目にする単語ですが、わかりやすいところでいうと「環太平洋パートナーシップ協定（TPP）」もEPAの一種だといえます。
この検定ではEPAを活用した貿易マーケティングや通関手続などの貿易実務知識を学ぶことができます。最新の貿易業界動向や国際関係情勢など、時事キーワードをあらためて学ぶきっかけとしても有用です。

トランスフォーマー検定
第1回試験日：2020年2月16日(日)
1980年代のアニメ「戦え！超ロボット生命体トランスフォーマー」をはじめとして多岐にわたるシリーズのアニメや映画が全世界で放映され、タカラトミー社の変形ロボット玩具としても知られる「トランスフォーマー」がついに検定に！
私もこれをきっかけにあらためてトランスフォーマーの映像作品をいろいろ観ているのですが、実写映画は映像のクオリティが半端ないですしアニメも初代（戦え！超ロボット生命体トランスフォーマー）がとても面白く、かなりハマっています(笑)。TF好きならぜひ！

農業経理士
第1回試験日：2020年7月5日(日)
「資格の大原」でおなじみ大原学園の関連団体である日本ビジネス技能検定協会が新設する認定試験。より健全な農業経営・計数管理を通じて日本の農業の発展に寄与することを目的とした称号認定制度です。
同協会は2014年から農業簿記検定を実施していますが、この「農業簿記検定1級」ならびに「経営管理」「税務」の3つの試験に合格することによって「農業経理士」に認定されるという形になります。一般的な商工業とは異なる農業経営に特有の論点や税務などを学ぶことができる、興味深い内容です。