東京五輪開幕記念!スポーツビジネスに役立つ資格
いよいよ東京2020オリンピックが開幕しました!
コロナ禍における五輪開催自体に関する議論や賛否も多々ありましたが…、昨今の健康志向の風潮とも相まって、スポーツ・運動分野への関心が世界的に高まっていることは間違いないでしょう。
ということで今回は、スポーツに関する仕事・ビジネスにつながる資格をご紹介します。
スポーツイベント検定
「イベント検定」「イベント業務管理士」等の資格・検定の主催元である、日本イベント産業振興協会が実施する検定。その名の通りスポーツイベントに特化した内容となっています。
試験内容としてはスポーツイベントの企画・運営やマーケティング、リスク管理はもちろんのこと、スポーツに関わる政策やテクノロジー、SDGsに関することも含まれており、スポーツイベントに関わるうえでぜひ理解しておきたい幅広い分野の知識・ノウハウを学ぶことができます。
コロナ禍の収束までにはまだしばらく時間がかかりそうですが、「こんな中でもどのような形でならイベントを開催できそうか?」「これまでとはまったく新しい形のスポーツイベントが考えられないか?」ということをを考えるヒントにもなりそうです。
公認スポーツ指導者資格
財団法人日本スポーツ協会が公認する、スポーツ指導関連の資格群の総称。スポーツ指導の分野や対象に応じて数多くの資格種類があり、競技指導分野の「コーチ」「コーチングアシスタント」「スポーツリーダー」や、フィットネス分野の「スポーツプログラマー」「ジュニアスポーツ指導員」、マネジメント分野の「クラブマネジャー」「アシスタントマネジャー」などがあります。対象となる競技の種類も陸上、サッカー、柔道、ホッケー、カヌーなど多彩です。
資格取得のフローは資格の種類によって異なりますが、養成講習会の受講や筆記試験、実技試験、プレゼンテーション課題などが課されることになります。スポーツの仕事に携わるならぜひ戦略的に取得を考えたい資格です。
スポーツ医学検定
競技や年代にかかわらず、スポーツをする人・指導する人すべてにおすすめしたい、スポーツ医学を専門的に学べる検定。「スポーツのケガを減らし、笑顔を増やす」をコンセプトとして、室伏広治氏(ハンマー投げ)、工藤公康氏(野球)ほか多数の有名スポーツ選手が参画し実施されています。
医学の知識というと難しそうに聞こえますが、スポーツ・運動分野に特化した内容なら身近でイメージしやすい形で学ぶことができますし、日々の運動・トレーニング・健康維持にすぐに活かせる知識・ノウハウが身に付きます。
スポーツ医学の知識があると、競技やアスリートの見え方もこれまでとは大いに変わってくるはず。従来とは一味違った観点からスポーツ観戦を楽しめるようにもなることでしょう。