2023.04.25

2023年にぜひ学びたい、徳川家康・織田信長の検定

今年2023年はNHK大河ドラマ『どうする家康』、映画『レジェンド&バタフライ』の影響で、各種メディアでも徳川家康や織田信長にスポットが当てられています。
歴史人物の中でも上位の人気を誇る二人であるため、家康や信長をテーマとした検定もいくつも存在していますが、家康・信長Yearの今年は例年とは異なる趣向が凝らされる検定もあるようです。
家康や信長について学ぶと、ビジネスの視点からみても参考になるノウハウや気付き(組織運営や人材活用に関することなど)も多いので、家康・信長関連の検定を今年ぜひ受験されてみてはいかがでしょうか。
家康と信長の生涯は重なる部分もかなりあるので、「家康関連の検定」の勉強に「信長関連の検定」の内容が役立つ(逆もまた然り)ということもありそうです。

家康公検定
家康の生涯、家臣、徳川家など、家康にまつわるさまざまな事柄を問うご当地検定。回ごとに異なる検定テーマが設定されるのが特徴で、2022年試験では「家康公の平和外交」、2020年試験では「家康公の生涯と江戸打入り」というテーマから主に出題されています。
試験会場は岡崎・静岡・浜松・名古屋といった、家康や徳川家にゆかりのある都市が設定されていますが、2023年試験ではなんとさらに福島県会津若松市と山形県鶴岡市が試験会場に追加されるそうです。
過去問題は検定サイトにすべて公開されている(解説つき)のでぜひチェックしてみてください。

名古屋城検定
日本を代表する城郭である、尾張徳川家の名古屋城をテーマとした検定。信長の居城だった「那古野城」の跡地に立つ城であるため、徳川家だけでなく信長にもゆかりのある城だといえます。
出題範囲は名古屋城や城下町にまつわる歴史・人物・出来事や、徳川家に関することなどで、この検定を勉強することで名古屋城や名古屋エリアの観光をより深く楽しめるようになるでしょう。
初級・中級・上級の3つの試験クラスがありますが、初級は「公式テキストを受験会場に持ち込み可」なので挑戦しやすいです。また合格者には名古屋城入場券などの合格者特典があります。

信長戦国歴史検定
2013年2月に第1回試験、同12月に第2回試験が行われ、今年2023年、実に10年ぶりに復活し第3回試験が実施される検定。第2回までは3級・2級が実施されていましたが、第3回ではついに1級が新設されます。
戦国時代史研究の第一人者である小和田哲男先生の監修により、信長の生涯や事績について幅広く問う内容で、岐阜会場、東京会場での会場型ペーパー試験に加えて、オンラインでの受験も可能です。
岐阜会場では試験終了後に小和田哲男先生の特別講演会も開催されます(定員あり)ので、お申し込みはお早めに!

信長の台所歴史検定「津島の達人」
愛知県津島市のご当地検定で、2023年試験でなんと第15回を迎える、ご当地検定の中でもかなり歴史のある検定。
信長は商業・流通の拠点となる港町であった津島・熱田を経済基盤とし、高い経済力があったことから戦国大名として飛躍できたといわれ、津島は織田氏にとってきわめて重要な「経済的台所」であった地です。津島神社(津島牛頭天王社)の津島天王祭が有名ですが、信長もこの祭を好んで観覧したそうです。
試験はオンライン形式にて実施されており、合格者には「天下布武バッジ」などの特典があります。

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