2021.04.06

新年度、何か資格取ってみたいけど…どう選べばいい?

新年度になりました。何か新しいことを始めてみよう・挑戦してみようという気持ちが高まってくる時期ですが、「何か資格・検定の取得にチャレンジしてみようかな」と考えている人も多いことでしょう。
とはいえ「何を取ればいいかわからない」「どういう資格があるのかわからない」という人も多いかもしれません。そこで今回は、資格の選び方のヒントについて書きたいと思います。

①まずは自分の趣味や得意分野から探す
「何か勉強したいけど、難しそうなことはちょっと…」という人は、まずは自分の趣味・好きなことや得意分野に関連した資格・検定からスタートしてみると良いでしょう。
昨今は非常に幅広いテーマの資格・検定がどんどん出てきているので、インターネット検索で「(好きなこと) 検定」でフレーズ検索すれば、どんなテーマでもほぼ間違いなく何らかの資格・検定がヒットするはずです。
勉強に苦手意識を持っている人も多いかもしれませんが、好きなことの知識を深める勉強であれば高い意欲を持って取り組めるので、大人になってから勉強の楽しさに気付くという人も多いです。勉強すること自体にまずは慣れるためにも、好きなことを入り口とするのは効果的です。

②近い将来仕事で必要なりそうなものをとりあえず取っておく
今の仕事や会社の状況に関連して、「今後数ヶ月~数年以内にはこんな資格を取らされることになりそうだ」とか「こんな分野の知識・スキルが求められることになりそうだ」といったことが何かあるならば、今すぐに必要というわけではなくてもぜひ早いうちに身につけておきましょう。
いざその資格や知識が必要になってから焦って目指すのでは遅い、ということもありますし、「本当に必要になったタイミングですでに持っている」ほうが素早く的確に対応できて有利であることは明らかですからね。

③資格ガイドブックや資格ポータルサイトに載っている資格一覧から探す
数百個~数千個の資格・検定の一覧が載っている資格ガイドブックや資格ポータルサイトがありますが、とりあえずその一覧に載っている資格を眺めてみるというのも案外有効です。
資格一覧の中にはきっとあなたにとって「この資格面白そう、取ってみようかな」と思えるものがいくつかは見つかるはずです。検討材料が何もない状態で「何がいいかな?」と考えるよりは、たくさんの候補の中から興味をひかれたものをピックアップしていくほうが、効果的に選択することができるでしょう。

④とりあえず最近新しくできた資格を取ってみる
「特に興味のある分野が思いつかない」「仕事に関連する資格も特にない」という人は、最近の流行やトレンドにとりあえず乗ってみるというのも意外と有効です。
少し前の例を挙げてみると「マイナンバー実務検定」「ドローン検定」「3Dプリンター活用技術検定」「暗号通貨技能検定」などは時事や流行を反映して創設された資格ですが、このような資格を早い段階で取っておくと、流行テーマの先駆者としての価値が生まれるのです。
これについては過去記事『「新しくできた資格をとりあえず取ってみる」という戦略』でも詳しく書いていますので、ぜひこちらもご参照ください。

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