2020.04.14

コロナショックで会場受験型資格試験が軒並み中止に!CBT資格の時代が来る!?

最近、新型コロナウイルスの影響で、資格・検定試験が次々と中止・延期になっています。
国家資格である知的財産管理技能検定や情報処理技術者試験も中止。そして先日なんと司法試験すらも延期が決定されてしまい、話題になりました。

私自身も、受験予定だった試験が3月頃からかなりの数が中止・延期となり、スケジュールがスカスカになってしまっている状況です。
そこでこの機会に、CBT(Computer Based Testing)形式の資格試験をどんどん受験していこうかと考えているところです。

資格試験というと、高校受験・大学受験などのように、大勢の人を試験会場に集めて筆記試験が行われる形式(いわゆる会場受験型試験)を思い浮かべる方が多いと思います。実際、多くの試験はこのタイプです。
しかしそれ以外に、コンピュータ形式で日時・会場をある程度自由に選んで受験できるタイプの資格試験も、ここ数年でかなりの数が出てきています。
漢字検定英語検定など、会場型試験をメインとしつつも実はCBT形式でも受験できる資格試験もあります。

私自身は、CBT試験は「いつでも受けられるならまだ今じゃなくてもいいか」と考えてしまい、後回しにしてきたところも正直ありました(笑)
しかしへたをすると今後5~6月以降に実施予定の会場型試験も中止になってしまう可能性が決して低くはない現状を鑑みると、今こそCBT資格に注力してみる時期かなと考えているわけです。

会場型試験とCBT試験にはそれぞれメリットとデメリットがありますが、CBT試験のメリットとしてはざっと以下のようなことが挙げられます。
・全国各地で受験できる
・会場を自由に選択して受験できる(自宅で受験できるものも)
・受験日時を自由に選択して受験できる
・希望受験日の直前のタイミングでも申込が可能(会場型試験では試験日の1ヶ月前くらいには出願が締め切られる)
・試験結果がすぐに出る
・災害や伝染病等の影響で試験が中止になるリスクが小さい
ただし、試験によっては上記のうち一部の特徴を満たさないものもあります。
(特定の日や期間にしか受験できない/結果が出るまでに一定期間かかる など)

米国での資格試験的なものはむしろCBT試験のほうが主流なのではないかと思われるほどCBTは一般化してきているようです。
日本ではいまだにほとんどの国家試験が「紙でしか申し込めない(インターネットでの出願に対応していない)」など、時代遅れだと感じる点が多々あるのですが、このたびのコロナショックを機に、資格試験もIT化が進んでいく可能性があります。
そこで当サイトでも、今後しばらくはCBT資格に関する記事を重点的に配信していく予定です。どうぞお楽しみに。

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