2020.08.11

注目のCBT資格(テストセンター型)・その4

受験する日時・会場を自由に選んで受験できるCBT(Computer Based Testing)形式の注目資格について定期的にご紹介しています。
今回は、全国各地のテスト事業者の施設やパソコンスクールなどで受験できる「テストセンター型」のCBT資格・その4です。

相続診断士
おそらく誰もが一生に一度は経験するであろう「相続」というライフイベント。事前の準備不足によって「相続」が「争族」になってしまうことのないように、的確な相続診断を行うための専門家資格が相続診断士です。
試験の申込は公式教材(WEB講義動画つき)と受験料がセットになっており、テキスト・講義動画で学習したのちにテストセンターでCBTを受験するという形になります。
行政書士・税理士・ファイナンシャルプランナーといった法律・マネー分野の資格とのダブルライセンスとしても非常に有用な資格です。より高度な実務知識を取り扱う上位資格として「上級相続診断士」もあります。

外務員
以前は「証券外務員」と呼ばれていたもので、金融業界における入門的な資格のひとつ。証券会社や銀行などの職員が顧客に対して金融商品の販売・勧誘等を行うために必要な資格です。
金融機関に就職するとまず間違いなく取得を奨励される資格なので、金融業界への就職を考えている人はぜひ取得を目指すと良い資格ですし(金融機関の職員でなくても誰でも受験可能)、株式や投資信託に関する知識が学べるので、投資の勉強をしてみたいという人にもおすすめです。

Android技術者認定試験
Androidのアプリ開発などに役立つ知識・スキルが学べる試験。アプリ開発をテーマとした試験の先駆けともいえる資格です。
試験区分としては大きく2つ、アプリ開発のスキルを問う「アプリケーション技術者認定試験」と、Androidのプラットホーム開発の技術者スキルを認定する「プラットホーム技術者認定試験」があり、それぞれ「ベーシック」レベルの試験がCBT形式で随時実施されています。

ICTプロフィシエンシー検定(P検)
2012年までは「パソコン検定」と呼ばれていた資格で、こちらの名称のほうが馴染み深い人も多いかもしれません。「プロフィシエンシー」とは知識・技能を現実の状況に応じて発揮する能力のことをいい、ICTを活用した問題解決力をはかる検定です。
試験内容はICT関連の知識問題に加えて、タイピングテストや、Word・Excelなどのアプリケーション操作スキルを問う実技問題なども出題され、実践的なICTスキルが身に付きます。(出題内容は級によって異なります)

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