2019.08.27

2019年誕生の注目資格・その3

毎年さまざまな新しい資格・検定が誕生しますが、注目の新資格について定期的にご紹介していきたいと思います。今回は、2019年誕生の注目資格・その3です。

投資診断士
第1回試験日:2019年4月20日(土)
最近ニュースで「老後2000万円問題」が話題になりました。金融庁の試算によると、公的年金だけでは老後の生活資金が足りず、2000万円の自己資金が必要になるというものです。これからの時代、資産形成のための投資や金融にまつわる知識がより重要になってくるのは間違いありません。
そんな投資や金融にまつわる知識・リテラシーを高めるための資格として誕生したのがこの「投資診断士」です。株式、投資信託、保険、不動産投資など、幅広い分野にわたる投資の基礎知識や、投資にまつわる最近のトピック(NISA、iDeCo、暗号通貨など)ほかが学べる内容となっています。「通信教材やweb動画での研修受講」と「試験合格」によって資格認定されます。

教職英語検定
第1回試験日:2019年5月12日(日)
幼稚園教諭や保育士向けの英語の検定「幼児教育・保育英語検定」の関連資格として2019年に新しく誕生した「教職英語検定」。英語教育の早期化が話題になっている昨今、小学校教職員の英語力の向上を目的として立ち上げられたもので、小学校での教育や授業の内容に関連した英語の語彙や運用能力を問う内容となっています。試験区分は「低学年」「中学年」「高学年」にわかれており、それぞれに「基礎」「実践」の級が設定されています。

名探偵コナン検定
第1回試験日:2019年10月~(予定)
『週刊少年サンデー』にて25年以上にわたり連載中、アニメや映画などでも多くの人に親しまれている『名探偵コナン』の検定が始まります! 名探偵コナンのコミックスにまつわる問題が出題され、PCやスマートフォンからインターネットで受験する形式で実施されます。
日本を代表する大人気作品とはいえ、25年もの歴史をもつだけあって、すべてのストーリーを読んだことがあるという人はそう多くないかもしれません。あらためてコミックスを読み直してみることで、思考力や発想力のトレーニングにも活用されてみてはいかがでしょうか。

映画検定
試験日:2019年9月~
「キネマ旬報」によって創設された「映画検定」。2006年に第1回試験が行われてから9回ほど実施され、ここ数年はしばらく休止状態になっていたのですが、このたびキネマ旬報創刊100周年を記念して復活することとなりました!
ということで正確には「今年誕生」というわけではないのですが、試験の運営形態が大きくリニューアルされて生まれ変わった形になっているので、あえて今回取り上げてみました。従来の筆記試験形式からオンライン試験メインに変わるほか、映画にまつわるさまざまな合格者特典が用意されているなど、新たな試みがいろいろと追加されています。
映画はビジネスにも役立つ教養や、歴史・語学の知識を身につける手段としても有用です。Yahoo!映画の特設サイトにて、映画検定に出題される作品が期間限定で無料配信されていたりもしますので、ぜひチェックしてみてください!

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