2019.02.05

勉強の記録をつける

日々の勉強を効果的に継続していくために有効なのが、勉強の記録をつけることです。
毎日「何時から何時まで何時間勉強した」といった一日の行動のタイムテーブルや、「取り組んだ教材やページ数」「模試を受けた結果やその反省」といったことを「日報」のような感じで記録に残していきます。

これをやることで、勉強の状況を可視化することができます。
たとえば、「想定より進捗が悪い」「今日は勉強に時間をかけたわりには量が進んでいない」といったことが目に見える形でわかります。
状況を可視化することで、具体的な反省や改善ができるようになります。
逆に、状況を可視化しないでなんとなく取り組んでいるだけでは、現在の状況が漠然としか認識できず、ゴール(試験合格など)へ向けてこれからやるべきことなどの戦略や計画が立てられないのです。
これは勉強でも仕事でもスポーツでも同じです。目に見える形で記録をつけることで危機感が生まれ、「もっとがんばらなければ」という意識が生まれるのです。

最近は勉強の記録を残すアプリ「Studyplus」というのも出てきており、高校生にも愛用されているそうです。受験生の3人に1人が利用しているとのこと。
勉強用SNSということで、友達や他のユーザの勉強記録を見ることもできます。
「友達がこんなにがんばってるんだから自分もがんばろう」「Studyplusにいい感じの勉強記録を残せるように今日もがんばろう」という形で勉強のモチベーションを高めることもできます。
そう考えると、SNSというのは案外「勉強をがんばる動機のすりかえ」として有用な仕組みともいえそうです。「Instagramにもっと美味しそうなごはんの写真をUPできるように料理を上達させよう!」というような人もいますしね。
「SNSに記録を残して『私こんなにがんばってますアピール』をするために勉強する」という動機でも、それが実際に「勉強する」という行動・結果につながっているのであれば、全然アリだと思います。むしろそういう動機をうまく利用すべきです。

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