2020.03.24

新社会人にぜひ学んでほしいビジネスマナー系資格

3月もいつのまにか下旬。4月から新社会人になる皆さんは、春からの社会人生活に期待を膨らませる一方、不安も入り混じっている時期かもしれませんね。
中でも社会人として必須の「ビジネスマナー」について、うまくふるまえるか不安だという方は多いのではないでしょうか。ビジネスマナーは入社後の研修で重点的に教育される内容のひとつですが、今のうちにある程度勉強しておくと実戦での吸収も早く、職場の上司や先輩にも一目置かれるかもしれません。
ということで今回は、新社会人に有用なビジネスマナーの知識や技能が身に付く資格・検定をご紹介します。

秘書検定
ビジネスマナーの基本を学ぶには、実は秘書検定の内容が意外と有用です。秘書としての技能や業務知識だけでなく、一般常識、マナー、コミュニケーション、オフィスワーク基礎といった内容も含まれているためです。
ビジネス基礎力全般が身に付く内容となっているので、就職活動をこれから始める学生さんや新社会人の方に、男女問わずぜひ受けてみてほしい検定です。級の目安としては、学生・新社会人なら3級~2級を。準1級・1級では面接試験もあります。
なお公式サイトの受験者データによると、全受験者の約8割が学生なのだそうです。

ビジネス実務マナー検定
サービス接遇検定
どちらも秘書検定と同じく公益財団法人実務技能検定協会が主催している検定で、秘書検定の姉妹資格的な位置付けです。
試験内容的にも秘書検定の出題範囲と共通する要素が多いです。秘書検定で問われるような内容をベースとしつつ、ビジネス実務マナー検定では、ビジネス実務の基本技能や、マナーを含む対人関係スキルに重点を置いた内容となっており、サービス接遇検定では、ホテルや小売店など接客業・サービス業をメイン対象とした内容となっています。

社会人常識マナー検定
「全経簿記」で知られる公益社団法人全国経理教育協会が主催する検定。「社会常識」「コミュニケーション」「ビジネスマナー」の3領域が出題範囲となっており、社会人としてのビジネスマナーや一般常識を身に付けることができます。
秘書検定等と異なり、最高ランクの1級でも面接試験は課されませんが、ビジネスにおける慶事・弔事の対応といった意外と知らないマナー知識や、多様なビジネスシーンに応じた対応力・応用力が問われる事例問題などが出題されます。

マナー・プロトコール検定
数あるマナー系資格の中でも、ビジネスマナーのみならずプロトコール(国際儀礼)についての知識も問われる点が非常に特徴的な検定。
海外のテーブルマナー、様々な国の宗教・慣習に配慮した対応、国旗の適切な取り扱いなど、グローバル社会では必須といえる国際的な一般常識やマナーの知識が学べます。海外のクライアントとのやりとりが多い会社や職種の方にはぜひチェックしてみていただきたい検定です。

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