疲れているとき・気が進まないときは「1分だけでもやる」
資格取得などのために毎日の勉強の目標やノルマを立ててがんばっている人でも、日によっては「今日はなんだか気が進まない…」「疲れすぎていて勉強どころじゃない…」ということもあるでしょう。突発的な用事が入ったり、予期せぬトラブルが起きたりして、勉強の予定が狂ってしまうこともあります。
勉強に限らず、運動や家事などについても、毎日やろうと決めた目標やノルマを、ついつい疲れや忙しさのために「やむをえずお休み」にしてしまうことってありますよね。
物事を継続するというのはやはり相当の努力やマインドセットが必要で、立てたノルマを毎日欠かさずに達成し続けるというのはなかなか難しいことです。
しかし、このような「例外的なお休み」を一度でも自分自身に許してしまうと、それ以降もズルズルと「何かと理由をつけてやらない」こと自体が逆に習慣化してしまいがち。
そこで、「今日は○○のせいでとてもノルマ通りにはできそうにない…」というときには、「せめて1分だけでもやる!」「せめて本を1ページだけでも読む!」ということを意識してみましょう。
たとえば、「毎日1時間勉強!」という目標が達成できなそうな日は「今日だけは特別に休もう」としてしまうのではなくて、「ちょっと今日は1時間は無理そうだから、せめて5分だけでもやろう」と考えるようにしてみては。
つまり、たとえ目標やノルマを100%は達成できないにしても、最悪でも「全くやらない」という選択肢は選ばないようにするということです。
ノルマとして本来こなすべき量の1割でも1%でもよいので、とにかく「毎日やる」ということ自体は絶対にやめないことが重要。
もちろん目標やノルマを100%毎日達成し続けられるならそれに越したことはありませんが、まずは「たとえ少しずつでも絶対に毎日やる」習慣をつけることが、「継続力」を高めるコツです。