2019.01.23

鈴木所長の受験FILE【リフォームスタイリスト 1級】

2019年1月19日(土)、「リフォームスタイリスト」1級を受験してまいりました!

ちょっと久々の、不動産分野の資格試験の受験になります。
住宅リフォームの相談・助言業務に携わる営業職のかた向けの資格ということで、建築や設備などの「いかにも不動産分野っぽい」内容に加えて、お客様との面談の場面のケーススタディ的な内容や、トラブルを未然に防ぐための法律知識的な内容などが出題内容に入ってくるのが特徴的な試験です。
従来型の水まわりなどのリフォームに加えて、最近は「省エネ」とか「バリアフリー」といった観点からのリフォームのニーズが増えてきているので、リフォーム分野は不動産業界の中でも今後伸びていきそうな領域だなあと、今回この資格について勉強してみてあらためて感じました。

リフォームスタイリスト試験は3級から1級まで3段階の試験区分がありまして、今回受験するのは1級です。
公式サイトに載っている試験結果データを見るとちょっと驚きなのですが、この試験、実は1級が最も受験者数が多いんですよ。これはかなり珍しいです。
普通は級が上になればなるほどピラミッド的に受験者数が少なくなるものですが、この試験は1級でもかなり合格率が高め(60%程度)ということもあって、いきなり1級を目指す人が多いのかもしれません。

というか今回受験するにあたり過去問集を買って、3級から1級までの試験問題を一通りチェックしてみたのですが、どうも各級の出題内容がそれぞれけっこう独立してる感じなんですよね…
大まかな試験範囲自体は級ごとにそれなりに共通項はあるものの、「2級で出る内容は2級試験でしか出ないし、1級で出る内容は1級試験でしか出ない」というように出題内容は級ごとにかっちり棲み分けがされている傾向があるようなのです。
「いきなり1級を受験するとはいえ、3級・2級の内容もおさえておくべきかな」と最初は考えていたのですが、出題される内容が級ごとにかなり違うので、下の級から積み上げていく意味が意外とないというか…そういう点でも珍しいタイプの試験ですね。

試験会場は水道橋駅最寄りの全水道会館。
1階がニューヨーカーズカフェになっているオフィスビルです。
「会館」っていうから地域センターみたいな建物かと勝手に思っていましたが、全然違いました(笑)

 

ということで試験。
90分間で大問24問の問題を解きます。

この試験の出題形式はけっこう構成が独特というか、ちょっと説明が難しいですね…
大問が24問あるんですが、各大問の形式はかなりいろいろなバリエーションがあるんですよね。シンプルな四択問題もあれば、5つくらいの選択肢から正しいor誤ったものを2つ選ぶ問題もあれば、二択の小問10問くらいからなる問題もあります。
なので、配点も正直よくわかりません(汗)
単なる四択問題1個だけの大問と、二択の小問10問からなる大問の配点が同じとはちょっと考えにくいのですが…はたして実際のところはどうなんでしょうか。

で手応えとしては…、営業ノウハウやバリアフリーに関する分野は普通に解けた感があるものの、建築や設備などの問題は、知らないところから出されると全然わからなかった感じです。
過去問は市販されているものを買えるだけ買って(8回分)、ほぼ万全に対策したつもりではいたんですが、その内容外からの出題もそこそこあり。
たとえば茶室の問題が出てましたが、そんなの過去問では一度も出てなかったのに…(汗)

ということで合格基準の「70%」を無事とれているかどうかは正直微妙です。
勘で答えた問題が無事当たってくれているといいんですが…
55分くらい?で全部解いて途中退出しました。

なおこの試験は6月・9月・1月と年間3回も実施されているので、もし今回ダメだったらすかさず再挑戦したいと思います。

ということで本日もお疲れ様でした。

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