SNS時代に役立つ資格
Facebook、Twitter、LINEなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。プライベートで家族や友人とのコミュニケーションに利用している方は多いと思いますが、企業でも情報発信の手段のひとつとして活用を検討せざるをえない時代になってきています。「LINE自体正直まだよくわかっていないのに、社長からいきなり『当社でもLINEアカウントを開設しろ』という指令が出た…」という経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。
というわけで今回は「SNS時代に役立つ資格」と題しまして、SNSを活用したマーケティングや広報宣伝に役立つ知識・ノウハウが学べる資格・検定についてご紹介します。
フォトマスター検定
SNSの投稿で、見る者の目を引き付けるのはなんといっても写真。文章のみの投稿と写真つきの投稿とでは、閲覧数や「いいね!」の数に数倍の差が出るといわれています。Instagramを活用して効果的にマーケティングや宣伝を行っている企業も増えています。フォトマスター検定ではカメラのメカニズムや撮影技法に関する知識はもちろん、フォトレタッチ等のノウハウについても学べます。勉強してみると一味違ったプロっぽい写真が撮れるようになるはず。
Webライティング能力検定
ウェブやSNSにおけるライティング(文章書き)では、ビジネス文書の作成や書籍の執筆などとはまた違った書き方、ノウハウが必要とされます。広報宣伝活動に役立つ効果的なライティング技術はもちろん、「炎上」等のトラブルを避けるためのスキルや、ウェブコミュニケーションの方法論など、まさにSNS時代に必須といえる「物書き」スキルを身に付けられる検定です。
ウェブ解析士
SNSでの情報発信もただやればいいというものではなく、実際に自社商品の購入やサービスの利用につながる成果が出ていないと意味がありません。最近のウェブ解析システムはFacebookやTwitterなどからの流入データについても分析可能なので、そうしたデータをマーケティングに活かせる知識やノウハウがあれば、より効果的なSNS活用のアイデアもどんどん生まれてくることでしょう。そんなウェブ解析の手法や考え方について学べる資格です。
クロスメディアエキスパート
クロスメディアとは、雑誌、テレビ、ネットなど様々な媒体を使って情報発信の相乗効果を狙うメディア展開のこと。当然、SNSもクロスメディア展開のいちチャネルとして重視されてきているわけですが、クロスメディア戦略の立案や運用に携わるエキスパート人材を認証するのがクロスメディアエキスパート認証制度。マーケティング、IT技術、各種メディアの特性など幅広い知識が必要とされます。
ビジネス著作権検定
ウェブやSNSでの情報発信において、留意を忘れてはならないのが著作権に関すること。昨今、エンブレムや楽曲のパクリ騒動がメディアを賑わせましたが、ついうっかりで他人の権利を侵害してしまい、メディアを騒がすような大問題に発展してしまう可能性も決してゼロではありません。ビジネスにおける基本知識として著作権についてはぜひ正しい知識を身に付けておきたいものです。ビジネス著作権検定ではビジネス実務の場面で問題になりうることや必要になる知識を具体的・実践的に学べるため、「法律は小難しそうだ」と思っている方にもオススメです。