2019.11.19

冬に備える資格

季節の変わり目でちょっと体調を崩し気味…という状況になりがちな時期になってきましたね。そんな中でもできる限り健康を保ち、仕事に穴をあけないようにすることも、ビジネスパーソンの大事な仕事力のひとつです。
風邪やインフルエンザも流行しがちな冬に向けて、コンディションを崩さないように備えるためのさまざまな知識やノウハウを学べる資格・検定をご紹介します。

入浴検定
「入浴は健康に良い」ということはよく言われますが、科学的にどのような仕組みで入浴が健康やダイエットに役立つのかについて正しい理解ができている人はそう多くないかもしれません。毎日お風呂に入る習慣があるのは世界でも日本人だけなんだそうで、それが日本人の平均寿命が長いことの一因になっているという説もありますが、入浴検定はそんな入浴習慣の重要性や効果についてあらためて学ぶことができる検定です。
お風呂の温度は何度くらいが適切なのかとか、こういう健康効果を得たければこういう泉質の温泉や入浴剤を活用すると良い…といった、より効果的な入浴の仕方を学ぶことができますよ。

食の薬学検定
冬を乗り切るための効果的な食材や栄養素の知識を得ることができる検定。「薬学検定」からの派生版として2018年に新しく誕生した検定です。
なんとなく名前だけは聞いたことがある…というような栄養素や薬効成分について、それらが具体的にどんな効用や特徴をもっているのか、そしてその栄養素を摂るためにはどんな食材をどのように摂取するのがより効果的なのか、といった内容を学ぶことができます。長期的に健康状態を保つために役立つさまざまな情報が身につきますよ。

薬膳・漢方検定
季節の変わり目でも体調を崩さないための食生活改善に活用できる、薬膳や漢方の考え方が身につく検定です。と言っても難しい生薬や漢方薬の名称・効能を覚えなければいけないというわけではなく、身近な野菜や薬味などの食材を漢方の考え方で再認識できる内容となっています。
漢方は中国の「陰陽五行説」の思想がもとになっていて、自然界に存在するさまざまな事物を木・火・土・金・水の五行に分類します。「季節」は春・夏・土用・秋・冬の5つに分類するのですが、五行の考え方から「この季節はこの臓器が弱りやすい」「なのでこういう食材を摂ると良い」といった経験則がいろいろとあるわけです。さまざまな食材を五行に分けて考え、効果的に摂取する方法について学ぶことができます。

家電製品アドバイザー
家電量販店のスタッフさんなどが商品知識向上のために取得している資格ですが、そうでない人にとっても最新の家電製品の知識を仕入れておくことはとても有用です。
家電製品は昨今非常に性能向上や多様化が著しい分野。ひと昔前と比べて、暖房器具や住宅設備も省エネ性能、費用対効果が大きく改善されているものがたくさん出てきています。最新のスマート家電やIoT機器の情報をリサーチしてみると、冬をより快適・健康に過ごすためのノウハウがいろいろと得られるはずです。
関連資格として、スマートハウスや省エネ住宅のエキスパート資格「スマートマスター」もありますよ。

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