2021.02.23

郵送形式で受験・受講できる資格・その3

解答用紙を郵送する形で受験したり、通信講座を受講することで取得するタイプの「郵送形式」の資格が、CBT形式とあわせて最近脚光を浴びています。
そんな郵送形式の注目資格について定期的にご紹介しています。

和食アドバイザー検定
和食の献立や食材・調理法の知識にとどまらず、礼儀作法や食器といった文化的な要素も含めて、和食の魅力を広く伝えることのできる人材の育成を目的として実施されている検定。3級・2級は、郵送されてくる試験問題に解答して返送するという郵送形式での受験が可能で、毎年2回実施されています。(2020年は6月と11月)
なお最上級の1級は、2級取得者が1級実技講習会を受講し、修了試験をパスすることによって認定されます。

クラウドファンディング能力検定
近年流行している新しい資金調達のしくみ「クラウドファンディング」についてあらためて勉強できる検定。監修者はクラウドファンディングの専門家の板越ジョージ氏で、クラウドファンディング関連の著書を多数執筆されています。
学べる内容はクラウドファンディングの基礎知識や関連用語、プロジェクトの始め方・進め方、クラウドファンディングの成功例や失敗例など。試験は随時申込可能な郵送形式で実施されています。

筋肉のこと知ってますか?検定
独特のネーミングと、公式キャラクターの「筋次郎くん」がインパクト抜群のユニーク検定。しかし内容は意外と本格的で、筋肉・筋トレ・食事にまつわる実践的な知識・ノウハウを学ぶことができます。特に体を鍛えているわけではないという人にとっても、健康維持のための運動や食事に関するお役立ちノウハウは必見です。
試験は約3ヶ月に一度のペースで郵送形式で実施されていますが、申込受付期間や受験期間は回ごとに若干不規則なケースもあるのでご注意を。

終活アドバイザー
人生の後半期の生き方や人生の締めくくり方をしっかりと見据えてさまざまな準備をする「終活」を実践する人が近年増えてきています。終活を考えるうえでは財産管理・不動産・医療・介護・葬儀・相続といったさまざまな要素を検討する必要がありますが、こうした幅広い領域の実務知識を身につけることができるのが終活アドバイザー資格。士業系など他資格とのダブルライセンスという活かし方もしやすい資格です。
資格取得のフローとしては、ユーキャンの通信講座を受講し、修了試験(自宅受験)に合格したのちに資格登録することで認定されるという形になっています。試験合格のみで取れる資格と比べるとやや時間と費用はかかりますが、自分のペースで取り組むことができます。

関連記事