2020.07.14

注目のCBT資格(自宅受験型)・その3

受験する日時・会場を自由に選んで受験できるCBT(Computer Based Testing)形式の注目資格について定期的にご紹介しています。
今回は、インターネットにつながるパソコンやスマートフォンさえあれば自宅からでも受験できる「自宅受験型」のCBT資格・その3です。

旅行地理検定
旅行地理検定協会(事務局:JTB総合研究所)が主催する検定。「日本地理」「世界地理」それぞれに初級・中級・上級の試験区分があり、自然景観・観光地・世界遺産などについての知識が問われます。
従来から「会場試験」と「インターネット試験」の2種類の受験方法があり(インターネット試験は初級・中級のみ)、インターネット試験は自宅PCからでも受験が可能です。試験日は6月・11月の特定の日時のみ(会場試験と同じ日)となっていて、随時受験できるタイプではないのでご注意を。
なお2020年6月の試験は新型コロナウイルスの影響で残念ながら会場試験が中止になってしまったため、インターネット試験のみでの実施となりました。

ブロックチェーン技能検定
ビットコインの取引や記録などに使われる「分散型台帳技術」を実現させるための仕組み「ブロックチェーン」の知識を学べる、エンジニア向けの検定試験。ブロックチェーン関連の団体代表や識者で構成される、一般財団法人ブロックチェーン技能認定協会が主催しています。
試験内容はエンジニア向けのため、ある程度セキュリティ、ネットワークや数学の知識がある人でないとなかなか理解が難しいかもしれませんが…、暗号通貨などにかかわる新しい技術を学べる内容となっているため、何か新しい知見を身に付けてみたいという方にとっては面白い題材となると思います。

営業力強化検定
ビジネスやIT分野の資格・検定試験を多数実施している(株)サーティファイが主催する、「営業力」をテーマとしたユニークな検定。スマホやタブレットからでも手軽に自分の営業力を客観的にチェックでき、今後の営業スキル向上のためのヒントを得ることができます。
受験料わずか1,000円で受験可能なうえに、24時間いつでも受験でき、結果も試験終了後すぐに出るという点でも非常に手軽にチャレンジできる検定だといえます。
履歴書に書くための資格というよりは、自分の強み・弱みを客観的に評価し、今後の課題や行動を明確化するためのチェックツールとして活用してみてはいかがでしょうか。

CASEC
CASECとは「Computerized Assessment System for English Communication」の頭文字をとったもので、インターネット上でいつでもどこからでも受験できる英語のテストです。
英語の資格・検定試験は数多く存在しますが、リスニングや書き取りも含めた総合的・本格的な内容であるにもかかわらず、オンラインで随時受験でき、結果も即日出るというものはかなり珍しいといえます。TOEICを受験する前の腕試しや、TOEIC目標スコア目安を知るために受験する人も多いようです。
またCASECの派生版として、スピーキングのスキルをはかる「CASEC SPEAKING」もオンライン試験として実施されていますが、こちらは団体受験のみ可となっています。

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