2020.02.25

試験は「運」の要素も強い!

資格試験で結果を出せるかどうかというのは、実力だけでなく「運の要素」も案外大きいものです。
個人的な感覚値としては「点数は運次第で2~3割は変動する」と思っています。

たとえば「わからなくて勘で答えた問題」の正答率がたまたま良くて合格ラインをギリギリで達成できることもあれば、逆にギリギリで1点足りずに落ちるということもあります。(私自身、どちらのケースも何度も経験があります)
また、たまたま自分の得意な分野や試験直前にヤマかけしていたところから運良く出題されて点数を大幅に稼げることもあれば、逆に苦手なところから大量に出題されて全然得点できないこともあります。
言ってしまえば試験は「水モノ」的な要素も多分に含むものなのです。

ですので、「今受けてもあまり受かる気がしないな~」と思える試験でも、まずは一度受けるだけ受けてみることをおすすめします。
私が過去に経験した例ですが、試験勉強が思うように進んでいない状況で試験当日を迎えてしまい、合格可能性は低そうだけれどもダメ元で受けてみたら、たまたまその回の試験だけ問題の難易度が低めだったり、たまたまその回から試験の出題傾向が変わって解きやすくなっていたりして予想外に合格できたということが何度もあります。
結果がもし「やっぱり予想通りダメだった」としても、「まず一度受けてみる」ことで得られるものは間違いなくあります。試験当日の一連の流れを一通り体感しておくことや、「本番の空気」の中で試験問題を本番スケジュール通りに解くという経験は、次の受験の際に確実にプラスになります。
試験の注意点や反省は確実に次回に活かせますし、解けなくて印象に残った問題や用語、論点がより強固に記憶に定着するきっかけにもなります。

自分の中で「絶対受かる」と思える状況になるまで挑戦しないというのはもったいないことですし、そもそもそんな「100%確実」な状況にもっていくことはかなり難しく、相当時間がかかると考えたほうがよいでしょう。
試験に合格するために最も確実な方法は、一生懸命勉強して合格可能性をとことんまで高めることではなく、「試験に受かるまで挑戦し続ける」ことです。

関連記事